結論、雑記ブログ・特化ブログはどちらを選んでもOKです!
それぞれにメリット・デメリットはあるので、ブログを運営する目的によって選ぶのがおすすめです。
ブログで収入を得たい→ 特化ブログ
雑記ブログも特化ブログも運営経験のある私が、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
特徴を理解することで効率的に収益化することができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- これからブログを始めたい方は、「【初心者でも簡単】WordPressブログの始め方~」をチェックしてみてください。ブログの始め方から収益化までの手順をわかりやすく紹介しています。
雑記ブログと特化ブログの特徴と違い
雑記ブログと特化ブログの特徴は以下の通りです。
雑記ブログ | 特化ブログ |
---|---|
例)エンタメ・音楽・映画・アニメ・トレンド・イベントなんでもOK ※読者のニーズが分散する | 複数のテーマ・ジャンルが存在する1つのテーマ・ジャンルに絞っている 例)旅行ブログ・映画ブログ・転職ブログ・子育てブログなど ※読者のニーズが統一される |
「雑記ブログ」は様々なジャンルの記事が書けるので自由度が高く、色んなジャンルが混在するので、それぞれのジャンルを目当てに幅広い読者が訪れます。
一方、「特化ブログ」はジャンルを絞った記事のみで専門性が必要、たとえば旅行特化ブログの場合は、旅行好きの読者だけが訪れます。
「雑記ブログ」と「特化ブログ」の大きな違いは、記事ジャンルの統一性と、ブログに訪れる読者のニーズですよ。
【結論】雑記ブログ・特化ブログどっちがいいの?
結論、テーマに縛られず楽しみながらブログを書きたい人は雑記ブログ、ブログで本格的に稼ぎたい人は特化ブログがおすすめです。
ブログで収益化を目指す初心者の人におすすめなのは、以下の流れですよ。
- 興味のあるテーマ2~3つに絞る
- 雑記ブログと特化ブログのメリットを活かして運営
- 収益化できるテーマを見つける
- そのテーマに絞って特化ブログに移行
その理由の詳細は、メリット・デメリットのところで詳しくお話しますね。
ブログで稼ぐためには、ASPサービスをうまく活用することが大切です!
おすすめASPと収益化のコツは、下記の記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてくださいね。
アフィリエイト初心者におすすめのASP8選!登録すべき人気ASPを厳選
雑記ブログのメリット・デメリット
雑記ブログのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
ネタが豊富で書きやすい アクセスを集めやすい 自分のブログの強みを知れる | SEOの評価が上がりにくい オリジナリティを出しにくい 大きな収益化が困難 |
それでは、詳しく説明していきますね。
雑記ブログのメリット
雑記ブログのメリットは、以下の通りです。
雑記ブログのメリット
- ネタが豊富で書きやすい
- アクセスを集めやすい
- 自分のブログの強みを知れる
ネタが豊富で書きやすい
どんなテーマでも自由に書くことができるので、記事のネタが豊富で初心者におすすめです。
なぜなら、「今日はグルメの記事を書いてみようかな」「この間入った旅館の記事を書こうかな」など、飽きずに取り組むことができるからです。
グルメ・エンタメ・美容・暮らしなど幅広いジャンルから記事を書くことができますよ!
ブログはとにかく継続することが重要なので、興味のあるテーマで楽しみながら取り組める点は雑記ブログの大きなメリットです。
アクセスを集めやすい
雑記ブログはトレンドを取り入れやすく、アクセスを集めやすいですよ。
人気のアニメ、流行りのユーチューバー、話題のスポットなどトレンドを扱うことで、初心者でもヒットすれば爆発的なアクセスを集めることができますよ。
私はブログを開始して4ヵ月頃に、年末のお笑い番組の記事で大きくアクセスを伸ばすことができました。
色んなテーマの記事を制限なく書けるので、トレンドをうまく取り入れることができるのが魅力ですね。
自分のブログの強みを知れる
雑記ブログでは、「このテーマの記事はアクセスを集めることができる」や「このテーマは書きやすい」などの幅広い経験を得ることができます。
いろんなテーマの記事を書いて、意外な需要を発見できるのは雑記ブログならではのメリットですよ。
アクセスを集められるテーマの記事を見つけたら、どんどん横展開すると収益を伸ばすことができます!
色んなテーマの記事を書くことで、自分のブログの強みを知ることができます。
雑記ブログのデメリット
一方、雑記ブログのデメリットは以下の通りです。
雑記ブログのデメリット
- SEOの評価が上がりにくい
- オリジナリティを出しにくい
- 大きな収益化が困難
SEOの評価が上がりにくい
ジャンルがばらばらな記事が混在していると、SEOの評価は上がりにくいです。
なぜなら、Googleは経験・専門性・権威性・信頼性(頭文字をとってE-E-A-Tと呼ばれています)を重視して検索順位を決定しているためです。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trust(信頼性)
(2022年12月に新たに「Experience(経験)」が評価の要素に追加されました)
雑記ブログでは、サイトの評価指標のひとつである専門性をアピールできないので、SEOの評価を得られないことになります。
オリジナリティを出しにくい
専門性が低く初心者でも書きやすい記事は、ライバルサイトとの差別化が難しくオリジナリティを出しにくいです。
様々なジャンルを扱うので、どうしても1つ1つのジャンルについては内容が薄くなってしまうからですよ。
たまたま検索上位にあったからブログに訪れたという読者が多くなってしまいます…。
個性やオリジナリティが出ないため、ブックマークして定期的に訪れてくれるようなファンがつきにくいです。
大きな収益化が困難
ジャンルがバラバラな記事が混在していると読者のニーズも分散するため、大きく収益を伸ばすことが困難になります。
記事ごとに読者が求めているものが変わるので、収益化にとっては効率が悪いからです。
収益化の効率が悪い理由
- 「美容情報に興味を持ってこのブログに来たのに、他に美容の記事が見当たらない…」となり、離脱されてしまう。
- 読者の属性・ニーズがばらばらなので、商品やサービスの訴求が難しい。
雑記ブログで、記事に関係のない商品やサービスを不自然に紹介していたり、やたらと広告が多い場合があるのは上記の理由からです。
「この人が紹介するなら、この商品を購入しよう」と読者に思ってもらうための説得力を出しにくいのも、雑記ブログのデメリットですね。
特化ブログのメリット・デメリット
特化ブログのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
SEOで評価される 専門性を高められる 大きな収益化を実現できる | ジャンル選びが難しい 専門性が必要 飽きる可能性が高い |
それでは、詳しく説明していきますね。
特化ブログのメリット
特化ブログのメリットは、以下の通りです。
特化ブログのメリット
- SEOで評価される
- 専門性を高められる
- 大きな収益化を実現できる
SEOで評価される
一番のメリットは、Googleに評価されやすく検索エンジンの上位に表示されやすいことです。
先程お伝えした通り、Googleは経験・専門性・権威性・信頼性を重視してサイトの評価しています。
そのため、テーマを絞った特化ブログは上記の点において有利ですよ!
「美容部員が運営する美容ブログ」「ツアーコンダクター(添乗員)が運営する旅行ブログ」などは、上記の条件を満たしているので魅力的ですよね。
専門性が高く信頼できる記事であれば読者の悩みや疑問を解決できる可能性が高いので、その結果、検索上位に表示されやすくなります。
専門性を高められる
1つのテーマに特化した記事を書き続けていると、専門性が高まるのでそのテーマにおけるプロになれます。
専門性が高いと読者も興味を引かれて、ファンになってくれますよ。
たとえば、転職特化ブログの場合は、以下のような経験があると立派な転職のプロと言えますよね。
- 転職経験が7回ある
- 転職の度に給料アップを実現している
ブログだけでなく、「給料交渉のコツを教えてます」という個別コンサルにも展開することができます。
専門性を高めることでブログだけではない、マネタイズの方法が広がりますよ。
経験は大きな強みになりますね!
大きな収益化を実現できる
テーマを絞った特化ブログは、読者のニーズがハッキリしているため商品やサービスの訴求がしやすく収益化に最適です。
特化ブログが収益化に有利な理由
- ブログのターゲットが明確なので、商品を訴求しやすい
- 関連記事も読んでもらえる(ブログの回遊率アップ)
- 何度もブログに訪問してくれる読者を得やすい
- 集客記事から収益記事に誘導できる
上記のように特化ブログは、大きな収益を実現するためのサイト設計も行いやすいですよ。
特化ブログのデメリット
一方、特化ブログのデメリットは以下の通りです。
雑記ブログのデメリット
- ジャンル選びが難しい
- 専門性が必要
- 飽きる可能性が高い
ジャンル選びが難しい
特化ブログで稼げるかどうかはジャンル選びで決まります。
そのためジャンル選びで間違ってしまうと、収益化が難しくなってしまいますよ。
下記のジャンルは、選ばないように注意しましょう。
- 競合が強すぎるジャンル
- 需要がない(アクセスが集まらない)ジャンル
- 紹介できる商品・サービスがないジャンル
とはいえ、初心者が初めから完璧にジャンル選定を行い成功するのは、正直レアケースです。
思考錯誤しながらジャンルを変更して、収益化できるジャンルを見つけていくことが必要になりますよ。
専門性が必要
特化ブログの記事を書くには、その分野に対して人より詳しい知識や経験が必要です。
専門的な知識がなければ記事を書けませんし、経験がないと記事の内容も説得力も薄くなってしまうからです。
仮想通貨をやったこともなく全く知識がない人が、仮想通貨ブログを運営できる訳ではありませんよね。
この場合、自分で仮想通貨をやってみて勉強しながら発信する方法がおすすめですよ。
ある程度の専門知識や実績・経験がないと書けないので、特化ブログは初心者にとってはハードルが高いと言えます。
飽きる可能性が高い
1つのテーマに絞って記事を書き続けていると、どうしても飽きてしまいます。
雑記ブログと違って、「今日は気分転換に違うテーマ・題材で記事を書いてみよう!」ができないからです。
他にも、以下のような悩みは特化ブログには多いです。
- 興味があった分野だけど興味がなくなった…
- 楽しみながら書けていたのに、だんだん書くのがしんどくなってきた
- 記事のネタがない
1つのテーマで記事を積み上げた後に、別のテーマで特化ブログを始めたいと思ったときの軌道修正が難しいのもデメリットです。
【Q&A】雑記ブログ・特化ブログのよくある質問
最後に、雑記ブログ・特化ブログに関するよくある疑問に回答していきます。
- 初心者はどっちで始めたほうがいい?
- 「雑記ブログ」は何を書けばいいの?
- 「雑記ブログ」と「特化ブログ」を両方やってもいいの?
- 「雑記ブログ」 「特化ブログ」移行してもいい?
初心者はどっちで始めたほうがいい?
- 初心者はどっちで始めたほうがいい?
-
最初は特化ブログと雑記ブログの中間を目指し、2~3テーマに絞って記事を書きましょう。
特化ブログと雑記ブログのメリットを活かして、自分に合ったテーマを見つけることができるからです。
初心者におすすめの流れ
- 2~3つのテーマに絞って記事を書く
- 自分が書きやすい得意なテーマ、どのテーマが収益化できるのか見極める
- 収益化できているテーマで特化ブログに移行する
後々に特化ブログに変更するときに移行しやすいように、テーマを増やし過ぎないよう注意してくださいね。
「雑記ブログ」は何を書けばいいの?
- 「雑記ブログ」は何を書けばいいの?
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自分の好きなこと・興味のあることをなんでも書いてOKです!
思い付かない人は、以下の内容もおすすめですよ。
- 実際に愛用している商品のレビュー記事
- 実際に体験しているサービスの口コミ
「脱毛サロンに通っている人はサロンの口コミ」「ジムに通っている人はジムの口コミ」なども記事にできますよ。
雑記ブログの特徴を活かせて、好きな事を書いて楽しみながらブログを運営してくださいね。
「雑記ブログ」と「特化ブログ」を両方やってもいいの?
- 「雑記ブログ」と「特化ブログ」を両方やってもいいの?
-
初心者は2つのブログを同時に運営することは、やめておきましょう。
なぜなら、1つのブログでも運営するだけでも大変だからです。
2つのブログを運営するのは、以下のようなイメージですね。
初心者がいきなり2つのブログを運営すると挫折してしまうので、まずは1つのブログに全力で取り組んでくださいね。
「雑記ブログ」
「特化ブログ」移行してもいい?- 「雑記ブログ」 「特化ブログ」移行してもいい?
-
どちらを運営していても、移行することは可能です。
以下のようにすると、現在どちらを運営していても移行はできますよ。
雑記ブログ→特化ブログの場合:記事を整理してカテゴリーを絞る
特化ブログ→雑記ブログの場合:色んなテーマの記事を増やす実際、私もトレンド雑記ブログから特化ブログへ上記の方法で移行しました。
まとめ: 自分の目的に合わせて雑記ブログ・特化ブログを選ぼう!
今回は、「雑記ブログと特化ブログの特徴やメリット・デメリット」をご紹介しました。
好きなテーマで楽しみながら運営するなら雑記ブログ、収益化を目的とするなら特化ブログがおすすめですよ。
それぞれに良い点も悪い点もあるので、あまり難しく考えず、あなたの目的に合わせて選んでみてくださいね。
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきますね。
雑記ブログのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ネタが豊富で書きやすい アクセスを集めやすい 自分のブログの強みを知れる | SEOの評価が上がりにくい オリジナリティを出しにくい 大きな収益化が困難 |
特化ブログのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
SEOで評価される 専門性を高められる 大きな収益化を実現できる | ジャンル選びが難しい 専門性が必要 飽きる可能性が高い |
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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