「ブログ記事はどうやって作るの?」「どう書けばいいのかわからない…」と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、本記事では「記事を構成している6つの要素」を解説!
初心者の方でも簡単に記事が書ける「記事構成のテンプレート」もご紹介します。
私もブログを始めた当初は記事をどう書けばいいのかわからず、1記事を完成させるのにとても時間がかかっていました……。
しかし、記事を書く前に「記事構成をきちんと作ること」を実践して、記事作成にかかる時間を大幅に短縮することができました!
本記事を読めば、読者に読まれる「記事構成のコツ」を習得することができますよ!
本記事で紹介するのは、ユーザーの悩み・疑問を解決するブログの記事構成の作り方です。
日記ブログのような自由度の高い記事向けではありませんので、その点だけご注意くださいね。
【全体図】ブログの記事構成の6つの要素
ブログ記事は、上記の図のように6つの要素で構成されています。
それぞれパートごとに書き方と、書くときのポイントを解説しますね。
①タイトル
ブログのアクセス数に大きく影響するのが、「記事タイトル」です。
読者は記事タイトルで読むかどうかを判断するので、興味を引くタイトルを付けましょう!
タイトルを付けるときのコツは以下の通りです。
タイトルを付けるときのコツ
- 記事の内容と一致するタイトルにする
- 検索されたいキーワードを入れる
- タイトルは35文字前後にする
タイトルだけで記事内容をわかりやすく伝えて、「この記事なら悩みが解決できます」とアピールしましょう。
記事タイトルの付け方を工夫してアクセスを集める方法は、下記の記事をチェックしてくださいね。
②アイキャッチ
記事内容を画像で伝えることができるのが「アイキャッチ画像」です。
記事タイトルの下に表示されているのが、本記事のアイキャッチ画像です。
アイキャッチは、「eye(目)」と「catch(捕らえる)」を組み合わせた言葉で、視覚的に注意を引きつける役割があります。
検索エンジンの検索結果には表示されないことが多いですが、SNSからのブログにアクセスを集めたいときには役に立つ要素になりますよ。
SNSでブログをシェアしたときに、以下のようにアイキャッチ画像が表示されます。
アフィリエイト記事から成果発生させるために大切なのは…
— ゆいまる@ブロガー (@yuimaru30hsp) January 10, 2024
🌟商品選び
🌟キーワード選定(競合サイトの分析)
後はとにかく記事を公開すること!
「そもそもどうやって書けばいいの?」と疑問に思う方向けにテンプレートもあるので、参考にしてくださいね👐https://t.co/bAbTwqrl6l
アイキャッチ画像は、「Canva(キャンバ)」というサイトを使うと無料でおしゃれなアイキャッチを作成することができますよ。
アイキャッチ作成におすすめのツールは、下記記事の「画像・素材ツール」でも紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
③導入文
読者がはじめに目にする記事の冒頭部分が「導入文」です。(リード文とも呼びます。)
導入文は、ブログの記事構成のなかでも重要なパートです。
導入文で読者の関心を引けないと、本文まで読み進めることなく離脱されてしまうので、魅力的な導入文をつくっていきましょう!
ブログが読まれるかどうかは、この導入文にかかっていますよ。
下記のポイントを意識して、導入文を書いてみましょう。
導入文の書き方
- 記事の内容を要約する
→この記事では、ブログのアクセスを伸ばす方法を解説します。 - 記事を読むメリットを伝える
→この記事を読めば、アクセスを集めるコツを習得できます。 - 記事を読んだ後に何が得られるのかを伝える
→この記事を読んで、アクセスを集めるコツを実践すれば、今よりアクセスを集めてブログで稼ぐことができます。
導入文の具体的な書き方は、こちらの記事で画像付きで解説しているので、参考にしてくださいね。
④見出し
見出しは、記事を話題ごとに区分けするタイトルのようなものです。
見出しはこんな感じで目次にも表示されます。
見出しで本文の各項目ごとの内容を分かりやすく伝えながら、アクセスを集めるための「SEO対策」も行っていきましょう。
検索エンジン最適化(Search Engine Optimizationの略称)のことです。
検索結果の上位にサイトを表示されるための対策ですよ。
見出しにはうまくキーワードを入れるのがコツです!
ブログ記事は流し読みする人が多いので、目次だけ読めばなんとなく内容がわかるように工夫しましょう。
そうすれば、読者にとって親切な記事になりますよ。
見出しの付け方
見出しタグの付け方のポイントと注意点を解説します。
SEO対策で損をしないためにも、見出しの付け方は覚えておいてくださいね。
見出しの付け方
- H1見出しはタイトルでのみ使用する
- 見出しの順番はH2→H3→H4…の順番で使う
見出しの付け方の例は、以下のような感じです。
- H1:【タイトル】
- 導入文
- H2:見出し
- H3:見出し
- H4:見出し
- H3:見出し
- H2:【まとめ】
見出しを工夫することで記事が読みやすくなるうえに、記事構成も組み立てやすくなりますよ。
⑤本文
記事のメインとなる「本文」は見出しに沿って、読者の疑問や悩みを解決する内容にしましょう。
「1つの見出しで伝えることは1つにする」と、文章がまとまるので読みやすい記事になりますよ。
ここで、ブログで使える文章の型「PREP法」(プレップ法)を紹介します。
文章の型「PREP法」
- 結論(Point)
- 理由や根拠(Reason)
- 具体例(Example)
- 再度、結論を述べる(Point)
まずは結論を先に伝えて、そのあとに説明を補足すると伝わりやすい文章になりますよ。
「PREP法」の例文
- 【結論】ブログで収益化するためには、ASPサービスに登録しましょう。
- 【理由】なぜなら、ASPに登録することでアフィリエイト広告を貼ることができるからです。
- 【具体例】ASPによって金融・エンタメなど得意な広告ジャンルがあります。
- 【再度結論】ASPに登録して、記事で紹介する商品やサービスを探しましょう。
文章力に自信がない人も、わかやすい記事を書くコツはこちらの記事で解説しているので参考にしてくださいね。
⑥まとめ
記事の最後を締めくくるのが「まとめ」部分です。
まとめでは本文の内容を要約して、記事を読み終わったあとに読者にとってほしい行動を促してみましょう。
上記のように「この記事も読んでください」という流れでリンクを設置したり、「この商品がおすすめです」と商品を紹介してみましょう。
まとめの書き方
- 記事内容を要約
- 結論を述べる
- 読者にとってほしい行動を誘導する
まとめだけを読んでも記事内容が理解できるよう、意識してみてくださいね。
ブログの記事構成テンプレート
ブログ記事の基本的なテンプレートは、下記の通りです。
- H1:【タイトル】
- 導入文
- H2:見出し
本文 - H2:見出し
本文 - H2:見出し
本文- H3:見出し
本文 - H3:見出し
本文 - H3:見出し
本文
- H3:見出し
- H2:【まとめ】
記事内容まとめ&リンクなど
H3見出しを使う構成を紹介しましたが、必ずH3見出しを使う必要はありません。
- タイトルを付ける
- アイキャッチを作成する
- 導入文を書く
- 本文を書く
- まとめを書く
最初は記事構成を難しく考え込まずに、上記の5つのポイントを押さえておけばOKですよ!
記事構成案の作り方・手順5ステップ
記事構成とは「記事で伝えること」や「記事の流れ」を決める、計画書のようなものです。
かといって複雑に作り込む必要はなく、記事の大まかな内容や全体の流れをイメージできれば充分ですよ!
本記事でも、以下のように構成案を作成しています。
記事を構成する要素がわかったところで、実際に記事を書く手順を解説します。
記事作成の手順には正解はないので、ブログを書くなかで自分なりのやりやすい方法を見つけてみてくださいね。
①キーワードを決定する
はじめに、どんな検索キーワードで記事を書くのかを決定しましょう。
実際に検索されていないキーワードで記事を書いても、アクセスを集められないからです。
たとえば東京で人気の寿司屋が知りたい場合、「東京 寿司 人気」と検索しますよね。
つまり、キーワードは「読者の知りたいことそのもの」といえます。
キーワードが決定することで、「誰のどんな悩み・疑問を解決するための記事にするのか」を決定します。
ちなみに、この記事は「ブログ 記事構成」というキーワードで記事を書いていますよ。
アクセスを集めるブログにするためには、この「キーワードを選ぶ作業」がとても重要です!
詳しい手順は、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
②想定読者を設定する
つぎに、そのキーワードを検索する読者を想定しましょう。
想定読者を設定することを、「ペルソナを設定する」とも表現します。
記事を読む読者をイメージして記事を書くことで、読者に響く記事になりますよ。
そのキーワードを打ち込んで調べた人は、「何に悩んでいるか」「何を知りたいのか」を考えてみましょう。
たとえば本記事「ブログ 記事構成」の場合、想定読者は以下のように設定していますよ。
「ブログ 記事構成」の想定読者
- ブログを始めたばかりの人
- ブログをどんな風に書けばいいのか悩んでいる
- 記事構成とは何なのかを知りたい
- 記事構成の作り方を具体的に知りたい
- 記事構成の作り方を学んでアクセスを集めたい
読者が想定できれば、あとはその悩みの答えを記事にして、どんな伝え方がベストなのかを考えながら執筆してみましょう。
読者を具体的に設定する方法は、下記の記事で詳しく紹介しているのでチェックしてくださいね。
③読者の検索意図・ニーズを調べる
読者の検索意図やニーズを深掘りしてみましょう。
キーワードだけではわからなかった読者の「知りたいこと」が発見できますよ。
ニーズの分析には、「ラッコキーワード」の機能を活用して、質問サイトを参考にするのがおすすめです。
読者のニーズを深掘りしたいキーワードを入力して「Q&A」を選択、虫眼鏡マーク
をクリックします。今回は、「海外 一人旅 女」というキーワードのニーズを深掘りしてみます。
すると画像の通り、キーワードに関連する質問が一覧で表示されますよ。
実際に質問している人を見てみると、キーワードだけではわからなかった読者のリアルな悩みを発見できます。
読者の知りたいこと
- ツアーに参加したほうが良いのか、個人旅行でも大丈夫なのか知りたい
- 治安面で安全な国を知りたい
このような感じで質問サイトを見て、多くの人が質問していることは記事内容に反映させてみましょう。
④見出しを考える
記事構成の軸である「見出し」を考えていきましょう。
下記のポイントを意識しながら、見出しを作ってみてくださいね。
- 読者が理解しやすい流れを意識する
- 1つの見出しに対して伝えることは1つにする
それぞれ解説していきます。
①読者が理解しやすい流れを意識する
読者が理解しやすい記事の流れを考えてみましょう。
前提として知っておいてほしい知識を、はじめに伝えましょう。
読者目線を意識して、記事の内容を理解しやすい流れを考えて見出しを構成してみてくださいね。
②1つの見出しに対して伝えることは1つにする
1つの見出しで伝えることは1つにしましょう。
1つの見出しに内容を詰め込み過ぎると、読者が内容を理解しにくいためです。
伝えたいこと複数ある場合、以下のようにH3やH4見出しを活用して分けてください。
1つの見出しでたくさんのことを伝えて「結局何が言いたかったの?」とならないように、注意してくださいね。
見出し作成に迷ったときはラッコキーワードを活用しよう!
見出し作成に迷ったときはラッコキーワードの「見出し抽出」機能を使って、他のサイトを参考にしましょう。
無料で使えるとても便利なブログツールです。
使い方はとても簡単なので、紹介しますね。
キーワードを検索窓に打ち込んで、「見出し抽出」を選択して虫眼鏡マーク
「ブログ 始め方」で記事を書く場合を例に挙げて説明します。
すると、Google検索結果の上位20サイトの「見出し数」や「文字数」が表示されます。
各サイトのタイトル横にある下矢印
をクリックすると、記事の見出しが確認できます。上位サイトのH2見出しやH3見出しの使い方がわかる、とても便利な機能です。
記事を書くときに記事構成に迷ったら、この機能を活用して上位サイトの記事構成を参考にしてくださいね。
ラッコキーワードの詳しい使い方は、下記の記事で解説しているのでチェックしてください。
⑤記事を書く
見出しが完成したら、記事を書いていきましょう。
ちなみに私は、以下のような流れで記事を書いています。
(例)記事執筆の流れ
- 見出しに沿って本文を書く
- まとめを書く
- 導入文を書く
- タイトルを決定する
- メタディスクリプションを作成する
- アイキャッチを作成する
記事を書く順番に正解はないので、自分の書きやすい方法で書いてみてくださいね。
完成したら記事をチェックすることも忘れないようにしてください!
【まとめ】:土台である記事構成を作って「記事の質」を高めよう!
今回は、「ブログの記事構成の作り方」をご紹介しました。
いきなり記事を書くのではなく、まずは記事の骨格となる記事構成を作りましょう。
記事構成をしっかり構築することで、記事の方向性もハッキリして読みやすい記事になりますよ。
最初は難しいかもしれませんが、手順に沿って丁寧に行えば必ずできるようになります!
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきますね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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